社長からの社員への“Yell”がこもった記念誌

土木事業のイメージを払拭するデザインで
エールを受け止める社員を全員掲載

骨材、スラグ、セメント製品などの建設構造材料の荷役や販売、これらの材料を使った土木工事、工事に付随して発生する建設発生土や産業廃棄物の処分。さらに、土壌汚染調査から対策工事に至るまで、“都市のベースづくり”を事業とする株式会社大倉から、50周年記念誌の依頼がありました。「社長が社員にエールを送るような記念誌に」という担当者様からのお話を聞き、コンセプトとタイトルを「Yell」とし、ご提案。土木事業の3K(きつい、汚い、危険)のイメージを払拭したいという社長の思いが込められた、青色と緑色のコーポレートカラーをタイトルロゴに使用しました。イントロでは、社長のコメントだけでなく、社員への思いを伝えるため、新しく策定した経営理念を社長の手書き文字で掲載。コンセプトの「Yell」を力強く表現しました。会社の歴史を語る「通史」のライティングでは、部署・拠点ごとの出来事を断片的に伝えるのではなく、会社全体の動きを時系列に沿って掲載。デザインに落とし込む際には、どの部署、どの拠点の出来事なのかが伝わるように、タイトル横にアイコンを置いて、分かりやすくしました。また、誌面は白を基調とし、余白を活かすことによって、読みやすいデザインを意識しました。さらに、思いを受け止める社員を拠点ごとに紹介。撮影時には構図にもこだわり、土木事業への熱意を最大級に引き出しました。担当者様からは、「式典で無事に配り終え、苦労が報われました。ありがとうございました」とご連絡が。社長からのエールがこもった記念誌が、社員のみなさまの心に届くことを願っています。

Type

50周年記念誌

Client

株式会社大倉

Business Type

土木・建設

Specification

A4判(210×297mm)
46ページ

#ブランディング #社史/周年記念誌 #クール #インパクト #左綴じ 


表紙


クリーンなイメージを引き出す白地に、コーポレートカラーを使用したYellのロゴを配置。



イントロページ


会社の拠点がある横浜港付近の写真を使用し、Yellの由来と社長からのYellを掲載した。



年表ページ


会社の50年の歴史を年表とグラフで表現した。



拠点紹介ページ


各拠点ごとに全社員を10ページにわたって掲載した。



設備紹介ページ


会社の事業を支える輸送機器・設備を見栄えする写真で構成した。


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