会社の軌跡を浸透させる記念誌

歴史ページを2部構成にし
全体像をつかみやすく表現

「こころの豊かさ、こころのやすらぎ」を企業理念に掲げ、デスケアにおける総合的なサービスを提供する株式会社メモリアルアートの大野屋。当社に、80周年記念式典で配布する記念誌の作成依頼がありました。「歴史が十分に伝わり、それでいて“読まれる“記念誌にしたい」という思いと、“デザイン会社が作る記念誌“というアドバンドのコンセプトが合致し、発注の決め手となったそうです。
作成の目的は、会社の歴史や他部署の仕事内容を知らない社員たちに、事業領域が拡大した経緯や、それぞれの業務が持つ役割を伝え、会社としての一体感を高めることでした。まず全体を理解したうえで詳細を知ってもらうため、歴史ページを、“ダイジェスト&俯瞰年表”と“事業別の歴史”の2部構成に。前者では、会社の軌跡を網羅的に掲載し、全体像がひと目で把握できるよう工夫しました。後者は、事業が多岐にわたるからこそ実現した企画です。通常、歴史のページは、数年単位で切り分けて紹介することが主流。しかし、墓石、仏壇、葬儀など幅広く展開している同社だからこそ、事業単位での物語をわかりやすく伝えることができました。
デザインの面では、「葬儀業界の重たいイメージを払しょくしたい」という要望に応えることを意識しました。記念誌の制作が進むなか、式典で使用するパワーポイントとパネルの依頼も。周年イベント全体を通して、会社の一体感を高めるお手伝いができました。

Type

80周年記念誌

Client

株式会社メモリアルアートの大野屋

Business Type

総合葬祭業

Specification

A4変形(210×270mm)
84ページ
カバー付き

Award

社内報アワード2020[特別部門]
ブロンズ賞

#ブランディング #社史/周年記念誌 #カジュアル #左綴じ #変形サイズ 


表紙


様々なカタチに変化する万華鏡をメタファーとして、絶えず進化を続けてきた会社の歴史を表現した。



歴史ダイジェストページ


会社が大きく動いた時期を3つに分け、図解と共に紐解くページ。



年表ページ


一覧性にこだわり両観音ページを採用した年表。事業軸は色分けして、始まりと出来事がわかりやすくなるように工夫した。



歴史ページ扉


ボリュームの大きい歴史ページの前に、イラストの扉をつけてカジュアルな印象にした。



業界初特集ページ


会社がこれまでに生み出してきた数々の業界初を紹介する企画ページ。



エンディングページ


エンディングはイキイキと働く社員の写真を多く掲載し、明るい社風を表現した。




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