全教職員が参加した、気軽に読める冊子

「コトバ」を切り口とした企画で
読者が読みたくなる文字数とデザインに

社会に貢献できる自立した女性の育成を教育目標に掲げる富士見中学校高等学校。これまで発行されてきた記念誌は、卒業生の寄稿文や過去の出来事が中心の重厚感ある冊子でした。そこで担当者様の「読まれて、活用される記念誌を作成したい」という思いのもと、当社に依頼をいただきました。主な対象読者をこれからの富士見を支える教職員とし、学校の歴史や一緒に働く仲間を知ることを目的に制作がスタートしました。
歴史のページでは、過去の記念誌や理事長のお話をもとに80年間の代表的な出来事をピックアップ。文字数を少なくし、写真を多く掲載することで、読者が気軽に読めるデザインを意識しました。また、教職員にとって何よりも大切な「コトバ」を切り口に企画を展開。全教職員を紹介するページでは、教員・事務・用務という部署をこえてペアを組んでもらい、お互いの写真を撮影し合う企画をご提案しました。会話が生まれるだけでなく、全員が参加することで記念誌への興味を引き出すきっかけにもつながりました。さらに、カメラマンと協力して新たに撮影した写真は、すべて施設の美しさを表現することを意識しています。巻頭コラムでは富士見の代名詞である大階段を使用し、インパクトのあるページに仕上げました。
冊子が完成後、担当者様からは「興味をもって読んでくれているようで、当初の目的が果たせています」とお言葉をいただいています。歴史を伝えるだけでなく、コミュニケーションの活性化にもつながった一冊が、富士見の新たな1ページを描くきっかけになることを祈っています。

Type

創立80周年記念誌

Client

学校法人山崎学園富士見中学校高等学校

Business Type

学校法人

Specification

A4判変形横(210×275mm)
28ページ

#ブランディング #社史/周年記念誌 #ナチュラル #変形サイズ #カジュアル #左綴じ #PP 


表紙


開いたページに全面写真を使っているため、コントラストを意識した、シンプルかつインパクトのある表紙に。



イントロダクション・エンディング


教職員全員から集めたコトバを掲載。イントロダクションでは「富士見の誇りに思うところ」、エンディングでは「未来の富士見に望むところ」を紹介した。



巻頭コラム


卒業生と教員の対談を通して、富士見の自由な校風を伝えたページ。二人の信頼関係を表した写真をセレクトした。



職員紹介


教職員一人ひとりの個性あふれる写真を掲載。ペア同士で撮影し合い、コミュニケーションのきっかけへとつなげた。



職員インタビュー


学生時代の恩師や教職員になってから、生徒や同僚に言われた印象的な「コトバ」を紹介。写真を通して施設の美しさも表現している。


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