2021.06.17

東大生とともに統合報告書に関する調査を行いました。

当社では、統合報告書を始めとした、IRに関する情報を定期的に発信しています。
この度、記事を見た学生からの問い合わせをきっかけに、
2週間のインターンシップを開催しました。

テーマは、「統合報告書の掲載内容における業種別傾向」。
上場企業200社のWebサイトからPDFをダウンロードし、
ページ構成や内容について、東京大学4年生の佐藤くんとともに調査を行いました。
その結果、「発行企業がまだ少なく、おおむねガイドラインに沿った制作物が多い」ことが判明。
ページ構成に関しては、業種による差はほとんどありませんでしたが、
非財務情報の内容については、業界ごとの特色が異なることを発見するなど、
いくつかの成果が得られました。

最終的に、統合報告書のページ数やコンテンツの分布・割合が、
ひと目でわかるスプレッドシートを作成。
初めて統合報告書を制作する企業や、コンテンツの見直しを図りたい企業にとって、
価値ある資料が完成しました。上記画像はその一部です。

今回まとめたレポートに基づいて社内でさらに分析を重ね、今後の提案に活用する予定です。


佐藤くんからのコメント

「インターンに参加させて頂いた東京大学4年の佐藤と申します。
大学ではESGやSDGsについて学んでおり、大学の授業で統合報告書について調べていた際に、1番くわしい情報が記載されていたアドバンドに興味をもち、ご連絡させていただいたのがきっかけでした。
インターンでは2週間の営業プロジェクトにアサインしていただき、統合報告書200社以上を読み込み、業態・事業規模ごとの傾向を分析し、営業の際に役立つような考察を出すという仕事を担当しました。
具体的な業務として、200社分の統合報告書を読み、構成を分析するということは決まっておりましたが、その後、どのような考察を出すかまでは定まっておらず、自由度が高い分、難易度も高いインターンであったと思っています。

このインターンで学べたことは2つです。
1つ目は、印刷業界・広告業界の全体像についてです。こちらに関してはインターンの初日に業界全体についての講義をしてくださり、その後、疑問点については何でも快く答えてくれたため、今後就職活動をしていく上で大変参考になるものでした。
2つ目は、"社会人として働く"とは何かということです。今回は時給という形ではなく、プロジェクトに対して成果を出すことが求められたインターンでした。そのため、アルバイトとは違い、ただ言われたことをやっていればよいのではなく、限られた時間の中で一定の結果を出すという社会人としての基本を学ぶことができました。

このような機会を提供してくださったアドバントの皆様、大変お世話になりました!ありがとうございました!」

 


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