言葉を巧みに操り、企業価値を引き出す代弁者

Y.Yさん

言葉を巧みに操り、企業価値を引き出す代弁者

2020年入社

Y.Yさん
ライター新卒4年目〜6年目
入社を決めた理由

アドバンドは、新卒からでもライターになれる会社

小学校時代の夢は編集者でした。作者と意見を交わしながら、出版物を一からつくりあげてみたいと、大学は編集を学べる学校に進学。プロに文章を見てもらう経験も将来の役に立つと思い、創作した小説を、評論家の先生が添削してくれるゼミに入りました。そこで作品を書いているうちに、だんだんと「編集者ではなく、ありったけの想いを込めた、“読ませる”文章を書ける仕事に就きたい」という想いが湧いてきたんです。なかでも、一番私がやりたいのは、企業の創立から現在までの歴史をまとめる「社史」の編纂だと気づき、企業の広報を支援する制作会社を探しはじめました。アドバンドは、「周年記念誌 制作会社」とネット検索したときに、最初にヒットした会社です。しかも業界的には珍しく、新卒でライターを募集していると知り、勢いのままに応募しました。

ライターとして苦労したこと

引き出しを増やして、文章の質を上げる

お客様の企業理念やビジネスモデルを理解し、「書く」ために必要な材料を集めなければ、文章は作れません。しかし、その材料は必ずしもお客様から与えてもらえるわけではなく、多くは自分で情報収集する必要があります。最初のうちは自分が持っている引き出しが少ないがゆえに、奥行きのある文章が書けず苦労しました。アドバンドは、幅広い業種・業態の企業と取引があります。担当する会社への理解を深めると同時に、理念や社風などの企業ブランドを把握するスキルも求められます。その企業の社員よりも、その企業をよく知る存在になるのが、ライターの仕事だと思います。

ライターとして心がけていること

「知りたい」という気持ちを忘れず、企業の“代弁者”に

ライターとして、あくまで、企業の「代弁者」であるということを忘れないように心がけています。小説家や詩人とは違い、私の書いた文章は私の作品ではなく、その企業の課題を解決するためにあります。当たり前のことのようですが、「代弁者」であることを忘れてしまうと、独りよがりな文章になり「企業の言葉」として正しく届かない気がするんです。それぞれの企業に適した「言葉」を使えるよう心がけ、常に好奇心を持って仕事と向き合うよう努めています。お客様の課題やステークホルダーが知りたいことに興味を持てなければ、言葉をつくり出すことはできません。もちろん、取材のときも、「相手を知りたい」という気持ちがなければ話も弾みません。好奇心は、相手を理解するための最初の一歩。どれだけお客様に関心を抱けるかが、ライターにとって大切だと思います。

今後の目標

私にしかできない仕事ができる、そんなライターをめざして

いまは、ディレクターへの昇格をめざしています。そのために、工程管理の能力やトラブルに対応する調整力を向上させていきたいです。そして将来の夢は、「私は生涯、ライターとして生きていける」と自信を持って言えるようになること。技術の発展とともに、単純作業は機械やロボットに代替され、「人間にしかできない仕事」への注目が高まっています。これからの時代を生きていくために、「私にしかできない仕事」ができる、個性と強みのあるライターになれるよう、自分を磨きつづけます。文章力はもちろん、お客様とのコミュニケーション能力や企画力もライターに欠かせないスキル。苦手意識を持たずに取り組んでいきます。

ある1日のスケジュール
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