決め手は、お客さまと直接取引をしている点です。就職活動中、ある広告代理店のインターンシップに参加したのですが、営業部とデザイン部が分かれていたため、デザイナーはお客さまと直接話せず、自社の営業経由で伝えられるため、オーダーの意図をつかむのに苦労していました。そんな姿を見て、働くならアドバンドのような直接取引の会社がいいなと強く思ったのです。

小さいころから絵を描くことが大好き。今でも好きな芸能人やキャラクターの絵を描いて、ときどきインスタグラムに投稿しています。それから書道も小学生からずっと続けていて、師範免許も取得しました。最近は書作の機会も減ってしまいましたが、書道会の展覧会に出品するなど、今後も細々と続けていくつもりです。最近はまっているのはカメラで、昨年、姉に子どもが生まれたのを機にミラーレス一眼を購入。連休のたびに帰省して、もうすぐ1歳になる甥っ子を激写しまくっています。デザイン専門学校時代の友人の中にはカメラマンになった人もいるので、技術を教わる相手には不自由しません。私も仕事上、カメラワークのディレクションをすることもあるので、その意味でもいい勉強になっていると思います。

出身は静岡県で、実家は看板屋さんを営んでいます。小さい頃は、びしっとスーツを着て会社に行くよそのお父さんがかっこよく見えたものですが、私が絵やデザインに興味を持つようになったのも、看板屋である父のおかげ。素敵な家に育ったなあと、今では素直に感謝しています。現在の私は、池袋から数駅の街でひとり暮らし。節約のために、週末にまとめてお弁当のおかずを作り置きしているのですが、ときどき計算を間違えて、木、金曜日あたりでおかずが底をつくことも（笑）。そんなときは同期のJ.Sさんを誘って外食ランチを楽しみます。

新規のクライアントから情報を引き出す力が足りないなあと痛感しています。「こんなツールをつくりたい」というクライアントに対して「なぜそれが必要なのか」というところまで踏み込んで質問し、本質的な課題を引き出す力を身につけたいですね。それに加え、新卒の後輩もどんどん入ってくるので、先輩としてのふるまいも勉強しなければと思っています。