全ツールを経験した、アドバンドの頼れる敏腕ディレクター
2009年入社
2009年入社
アドバンドへの入社を決意した理由は、「営業から納品まで、クライアントと密に関わり制作ができる」という点に魅力を感じたからです。小学生のとき学級新聞を作ったのですが、A4サイズくらいの限られたスペースのなかで、どのようなレイアウトにしようか考えるのが楽しくて。そこから編集の仕事に興味を持ち、大学ではメディア系の学部に進学。広告に関する知識を深めるなかで、「すでに作られたものに手を加えるのではなく、目的に沿ってイチからものづくりがしたい」と考えるようになりました。就職活動では、広告制作会社や印刷会社を中心に企業研究を進めていましたが、アドバンドはマス向けではなく、よりターゲットを絞った広告を制作する会社だと知り、就職軸と一致していると思い応募。内定をいただいたときは本当に嬉しかったです。当時、社員はまだ5名ほどで、「これから一緒に会社を成長させていくんだ」という期待感を胸に、目標を書いたロードマップを広げながら未来を語り合った日々は忘れられません。
ディレクターへのキャリアアップが見えてきた頃、案件に対する個人の裁量権が大きくなりました。これまで以上にお客様とやり取りする機会が増えたり、自分で判断して業務を進めたり。当時はいつも不安で、得意分野もわからず強みがないことに悩んでいました。そこで、特定の分野の専門性を高めるよりも、知識の幅を広げるために、アドバンドで制作するすべてのツールに携わろうと決意。苦手意識があったIRツールに関しては、財務諸表の見方を学ぶためのセミナーにも参加しました。さらに、新規営業では事前準備を怠らず、課題に対する改善案を自分なりに考えてから臨むよう心がけました。すると、お客様でも気づいていなかった課題を発見できるように。強みを持っていなかったからこそ、謙虚に学びつづけたことが自信につながりました。
アドバンドは受注から納品までを直接クリエイターが担当しているため、短いと約3ヶ月、長いときは約半年以上、お客様と伴走してものづくりを支援します。そのため、無事に納品し、感謝のお声をいただけたときはやっぱり嬉しいものです。さらに、同じお客様から別ツールのご依頼をいただいたときは、私たちの仕事ぶりが評価されたことを誇りに思います。お客様のなかには、ニッチな事業を行っているB2B企業も多く、「世の中にはこんな仕事があるのか!」と発見があるのもこの仕事の楽しいところ。最近では、社内の経営企画にも携わっています。アドバンドがこれからどんな会社へと成長していくのか、考えるだけでもワクワクしますね。
入社後は覚えることがたくさんあり、関わるお客様の業種も多岐にわたるため、最初の頃は仕事に慣れることで精一杯だと思います。ですが、経験を積み、少しずつアイデアが蓄積されてくると、お客様との対話が楽しくなります。いつからか、一つの見方だけでなく、複数の可能性から考えて意見を伝えられるようになり、これまで点だったものが線としてつながっていく感覚をつかむ瞬間があります。クリエイターとして成長する過程で壁にぶつかることはありますが、それは「価値のあるクリエイター」に近づいている証拠。どんどんぶつかって、自分の引き出しを増やしていってくださいね。