事業報告書の枠を超えた誌面が完成

年2回、個人株主に送付する事業報告書。ただし、取引先や就職説明会で学生に配布するなど、幅広い目的・読者に対応できるものにしたいというご要望がありました。そのため財務情報はもちろん、初めて会社と接点のあった方に、いかに興味を持ってもらう冊子にするかが大きな課題となっていました。読者が「面白い！」と感じる事業報告書にするため、IR専業の印刷会社でなく、IRに強くデザイン品質を期待できる当社へご依頼をいただきました。
事業報告書という先入観にとらわれず、野菜を扱う会社ということをアピールするため、ビビッドな色彩の写真やイラストをふんだんに用いて、華やかな誌面にしました。また年2回の発行なので読者を飽きさせないよう、会社の歴史と業績の成長をチャート化、絵で見せる事業紹介などいろいろな企画をご提案。なかでも新企画「産地レポート」は、実際の生産農家を取材し、魅力あるページになりました。
ご担当者様からは、「以前の事業報告書に比べ、品質が大きく向上した」と高い評価をいただきました。またIRを理解したデザイナー・コピーライターが担当したことでご担当者の作業負担が軽減。B to B企業として、個人投資家や取引先にどう魅力を伝えるか苦労していたと聞いていましたが、こちらも改善できました。