ビジネスモデルや価値創造プロセスを
図版やイラストを用いてわかりやすく表現
不動産業界において、情報格差の縮小と市場の適正化をめざし、ITによる情報インフラを提供する株式会社いい生活様。もともと年次報告書を発行していましたが、昨今のESGへの関心の高まりを受け、統合報告書の制作を検討したと言います。印刷物として発行し、機関投資家・個人投資家を中心としたステークホルダーに配布することは決定していたものの、はじめての制作ということもあり、社内でコンテンツの準備を進めてきたものの、これらをどうやって形にすればいいかという課題があったそうです。
そこで、アドバンドが提案したのは、印刷物として発行しながらも、昨今のニーズをふまえた「デジタル・ファースト」という視点。印刷物として成立しながらも、インタラクティブPDFという手法を取り入れ、Web上で閲覧する読者のユーザビリティ向上をめざしました。また、PCやタブレットの画面で見ることを想定し、閲覧に最適なA4判横サイズでデザインしました。
同社が扱う商品はITソリューション。目に見えないサービスをわかりやすく表現するため、できるだけ図版やイラストを用いて表現し、読者の理解をうながすよう心がけました。なかでも価値創造プロセスは、できるだけシンプルにして、他のページと連動しやすい構成に。はじめてつくる統合報告書ながら、密度の濃い一冊が完成しました。
Type
統合報告書
Client
株式会社いい生活
Business Type
不動産業界向けITソリューション
Specification
A4版(297×210mm)
横サイズ
24ページ
#ブランディング #IR/CSR #統合報告書 #クール #左綴じ #ユニバーサルデザイン
表紙
ロゴの形状をデフォルメしたパーツを背景に、白地でシンプルなデザインとした。
不動産市場を取り巻く課題ページ
ITインフラを利用する方々にとっての「悩み」をイラストで可視化。吹き出しで表現した。
価値創造プロセスページ
はじめての制作ということで、フレームワークを使って掲載すべきコンテンツを検討した。