アドバンドの
成長戦略
“変わらない”企業は、つぶれてしまう
「現状維持は退化である」。アドバンドのバリューにあるこの言葉は、企業のあり方にも当てはまります。世の中が大きく変化している一方で、自社が何も変わらない場合、これは実質的な後退を指し、ビジネスにおける椅子取りゲームに負けてしまいます。特に、人気の高い広告やクリエイティブの仕事はシビアな業種であり、常に進化が求められます。さらに技術の進化によって「つくる」作業そのものの敷居が低くなり、競争相手がどんどん増える傾向にあります。そんななかで生き残るためには、提供する商品・サービスの品質を高めるとともに、自社の成長ステージに合う客層や価格帯などを変えていく必要があるのです。
“変わる”ことが難しい、業界の実態
ところが、広告業界におけるほとんどの中小企業は、“変わる”ことが困難な状況にあります。その原因は、「下請け」構造が常態化しているからです。デザインやライティングといったクリエイティブに強みをもつ会社だとしても、自社で新規の仕事を獲得する術がないケースがほとんど。広告代理店のような親事業者からの依頼に依存している状況だと、過去の延長線上のまま事業を続けていくことになり、結果として「現状維持」に陥りやすくなります。
独自のマーケティングによる
直接取引で成長してきたアドバンド
そんななか私たちは、2006年の設立以降、変わり続けてきました。設立当初は印刷物のデザイン力を強みに、企業の従業員に向けた社内報や、学生をターゲットとした学校のパンフレットなどを制作。その後、市場の変化を受け、ウェブや動画など取り扱う媒体が増えるとともに、上場企業の株主に向けたツール制作や、企業の組織・経営課題の解決にむけた支援など、より影響力の高い領域を任せていただけるようになりました。これが実現できたのは、2つの理由があります。1つ目は、下請けの仕事をせずに、すべてをお客様企業と直接取引していること。2つ目は、新規顧客を開拓する独自のマーケティング力をもつことです。これらによって、過去の延長線上ではなく、支援会社として事業領域を大きく展開し、今のアドバンドを形づくることができました。
さらに事業を磨き、
独自のポジションを確立する
アドバンドが業界での存在感を高めていけるよう、社会に提供できる価値をさらに明確にしていきます。具体的には、企業の経営にとって重要であり影響力の高い「統合報告書」「周年事業」「コーポレートサイト」の3つを軸に、お客様の持続的成長を支援します。これらの商品は難度が高く、お客様の抱える課題や今後の目標を把握する必要があるため、相手への深い理解につながります。お客様からすると、より高度なレベルでの課題解決を伴走してくれる支援会社として、心強い存在に。アドバンドは、お悩みを抱える企業にパートナーとして寄り添います。
「売る」と「つくる」、
どちらも再現性のある仕組み化へ
当社を含む業界全体の課題に、属人的で再現性のない業務が存在することが挙げられます。「この人しかできない仕事がある」とか「気合いでどうにか受注できた」とか……。えてして、中小企業やクリエイティブな業種が陥りやすいこの状況の解決に、私たちは取り組みます。個人の経験や勘、努力にゆだねるのではなく、会社として必要な仕組みを構築することは、事業の安定だけなく、社員の働きやすさにもつながります。特に「売る」力は、企業の成長に欠かせない大事な要素。独自のマーケティング力の向上に努めながら、顧客接点の拡大をさらに強化していきます。
誰もが長く活躍でき、
それぞれの生き方を追求できる組織へ
構築した仕組みを活用し、社員一人ひとりが活躍することで、もっともっと成長していきます。成長により、お客様に喜ばれて、会社としての存在感が高まれば、最終的には社員一人ひとりの給与アップにもつながります。また、自身の強みというのは、入社して数年経たないとわかりません。苦手意識があったとしても、経験してみると才能が開花するのはよくあること。アドバンドでは、一定の「つくる」スキルを身につけたあとは、さまざまな領域の仕事に挑戦できるチャンスがあります。個々の力を高めて日々成長に努め、業界で一番優れた組織をめざします。