当社への問い合わせが増えている制作物に「統合報告書」があります。

これは、主に上場企業が機関投資家ほかステークホルダーに向けて、

財務・非財務に関するコンテンツを中心に、企業価値を正しく伝えるアイテムです。

昨今、気候変動や人的資本、生物多様性など、社会・環境に配慮した企業経営が求められるなか、

企業のあり方を１つのパッケージで表現する制作物として、注目されています。

ただし、掲載すべき情報が多岐にわたるうえ、初めて接する読者に対し、

企業価値をわかりやすく、しかも興味・関心を持ってもらえるように伝えるのは簡単ではなく、

私たちクリエイターたちにとっても、ハードルの高い分野のお仕事といえます。

そこで、年２回おこなっている終日勉強会のうち、１日を丸ごと使う形で、

当社初となる「サステナビリティ勉強会」を開催しました。

講師は、CSVやサステナビリティに対して深い知見のある、合同会社持続可能の代表・川井 健史氏。

身近にある環境危機の問題、CSRからCSVやSDGsに移行してきた背景、

そして、社会課題と事業を結び付けて成功している企業の事例など、

幅広いメニューで講義をしていただきました。

今回の勉強会には、社員全員が参加するほか、2024年4月に入社する内定者や、

当社を退職して地元でクリエイターとして活躍する元・社員なども参加。

ワークショップではチームに分かれてディスカッションを深めるなど、貴重な機会となりました。

今後も、学びを深めつつ、アドバンドならではのソリューションを開発し、

クライアント企業様に向けて提供してまいります。